連日の「桜を見る会」問題。
今回、記事にまとめたのは「桜を見る会」の何が問題なのかを徹底的に洗い出すのもひとつの目的ではありますが、
現日本トップが絶対にしてはいけないはずの数々の問題行動および問題発言を国民が忘れないように記録する、という意味も含めてのことです。
今回の騒ぎにおいて、安倍の最大の問題点は何なのでしょうか。
安倍夫妻の“公私混同”ももちろん問題ですが、それ以上に、安倍を取り囲む人脈が問題なのです。
言うまでもないことですが、今回問題となった反社勢力をはじめとした安倍人脈は、安倍政権がどれほどの汚い手を使い、それによって如何にスムーズに上級国民のための政策を推し進めて来られたのか、国民ではない安倍の取り巻きに一体どれほどの税金を使ってきたのかというような悪事を証明しており、今回の騒ぎで更に決定的となったと言っても過言ではありません。
ネットにおける安倍の支持率はかなり前から「支持しない」が圧倒的割合でしたが、それは公共のマスメディアには反映されていませんでした。
それがやっと、最近のマスメディアにも反映されるようになり、yahooの意識調査によれば、約20万以上の投票でおよそ73%が「支持しない」に投票しているのです。
参照:https://news.yahoo.co.jp/polls/domestic/40124/result
ということで、「桜を見る会」の現時点における全貌をみていこうと思います。
CONTENTS
「桜を見る会」とは。
概要と、予算問題。
そもそも「桜を見る会」とは何が目的で開かれる会なのでしょうか。
目的を「各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の労苦を慰労するため」とし[2]、皇族、元皇族、各国大使等、衆議院議長と参議院議長及び両院副議長、最高裁判所長官、国務大臣、副大臣及び大臣政務官、国会議員、認証官、事務次官等及び局長等の一部、都道府県の知事及び議会の議長等の一部、その他各界の代表者等、約1万人が招待され[3]、酒類や菓子、食事が振る舞われる[4]。招待客の参加費や新宿御苑の入園料は無料であり、費用は税金から拠出される[5]。
出典:Wikipedia
とまあ、我々の血税で開催されている会なのです。
また、会は1952年に吉田茂首相によって始められました。もともとは「観桜会」と呼ばれていた皇室主催の会で、吉田茂首相はこれを復活させるために始めたようです。
そんな「桜を見る会」は、第二次安倍政権が2014年に発足してからというもの、その費用と人数が急増していました。
また、支出額は予算額をゆうに上回り、来年度2020年の予算概要要求額は重来の平均予算額である1800万の倍以上である5200万円なのだそうです。これはあまりにも国民を舐めすぎではないでしょうか。
参照元:Wikipedia
「公職選挙法」的な問題。
そして、公職選挙法的な問題も否めません。
公職選挙法では投票や選挙運動の報酬として財産上の利益などを供与したり、供応接待することは事後報酬供与罪(事後買収)[77]として禁じており、罰則は3年以下の懲役・禁錮、または50万円以下の罰金となっている[78]。無料で酒や食事が振る舞われる桜を見る会に、与党国会議員が推薦枠を使って自分の選挙区の後援会関係者を招くことについて、自分の資金を使えば公職選挙法違反になることを税金を使ってしていることになりモラルが問われると批判を受けている[4]。
出典:Wikipedia
「桜を見る会」問題を隠すためのスピン報道。
不自然すぎる連日の結婚報道。
みなさんもお気づきかと思いますが、11月に入ってからというもの、「芸能人の結婚報道」が尋常ではありません。
12日の二宮和也×一般女性、22日の壇蜜×清野とおる、安藤なつ×一般男性、川村ゆきえ×back numberドラム栗原寿、尾崎里紗アナウンサー×一般男性、24日のイモトアヤコ×石崎史郎の電撃結婚、27日の橋本マナミ×一般男性、ラブリ×米倉強太、などなど。
いくら22日が夫婦の日とはいえ、です。かなりの人気芸能人が結婚したことは違和感しか覚えません。特に嵐の二宮和也なんかは“いかにも”です。
また、嵐のメンバーの一人の櫻井翔はエリート一家の子で、その父はというと「中曽根康弘」元首相とズブズブです。
俊氏の父は群馬の地元紙である上毛新聞の幹部だった。翔の妹と弟も名門大学を卒業し、一流企業に勤務している。一家そろってエリートなのである。群馬で一人暮らしをしている翔の祖母に本誌は、「櫻井翔のルーツ」について話を聞いた。
これはほんの一部で、よりくわしく説明しているのがこちらの記事です。
http://kawata2018.com/2019-02-17/
ネットでは既にこれが「スピン報道」だと騒がれています。
「スピン報道」は海外では既に周知の事実ですが、なぜか日本の国民の“一部”はこれを認めたがりません。
Twitterで見かけるスピン報道に対する反対意見は、おおよそ、安倍人脈で恩恵を受けている上級国民か、ネトウヨですね。
自民ネットサポートとかいう団体もあることだし、こういったことをせっせと拡散して安倍政権を擁護し工作しているわけです。
結婚だけではありません。
あの「沢尻エリカ」も逮捕され、ニュースに大々的に取り上げられました。
ちょうどこの時期、FTA(日米貿易協定)が衆議院を通過した時期でもあり、むしろこちらが本命だったかもしれません。
今回のスピンまとめ
— 時計仕掛けのオレンジ (@9n7eWQtutsamatw) November 19, 2019
桜を見る会が法律違反だと報道
この事実を隠蔽するため、嵐の二宮結婚報道
これが国民からスピンだと騒がれ、慌てて沢尻エリカの逮捕報道
結婚はタイミングを合わせられても、逮捕は合わせられないと言って、ネット上で論戦開始
→全てはFTAを隠蔽するためのスピンだった。
そして、本題はここから。
桜を見る会で招待された人々
反社集団に、キャバクラ嬢まで…。
画像参照元:https://www.huffingtonpost.jp/
菅官房長官「反社会勢力についてさまざまな場面で使われることがあり、定義は一義的に定まっているわけではないと承知しております。」
というように支離滅裂な言い訳を述べていますが、もはや言い逃れは不可能なところまで来ています。
「令和」の元号発表で一時的にチヤホヤされていた菅官房長官でしたが、今回の件で評価はだだ下がりですね。
反社勢力と思われる人物が多数いたことはTwitter上でもかなり指摘されています。
「桜を見る会」はフリーパスと揶揄されているほどで、その面々というのは具体的に、以下のような人物がネット上で挙げられています。
かつて大阪で「地下格闘技」団体を主催、大阪の半グレ組織のトップに君臨していたX氏だ。X氏は2017年3月、山口組の組長とともに、5千万円を恐喝した容疑で大阪府警に逮捕された。10年と11年にも詐欺容疑で府警に逮捕されている。
「SNSにアップされている写真を見て、Xが桜を見る会に出とるなんてびっくりや。暴力団と深い関係で、一緒に逮捕された山口組の幹部は子分のように扱っていた。よくこんな連中が入れたもんや」(捜査関係者)
「桜を見る会」に出席したことのある、暴力団に詳しい人物は、
「数年前、会場で、暴力団系の団体の幹部を見ました。今は組織上、この団体とヤクザを分けています。彼は20人くらい引き連れていて、中には高級クラブのホステスが3~4人いました」https://dot.asahi.com/amp/wa/2019111900041.html?__twitter_impression=true
その他、ナンバー1キャバ嬢が「桜を見る会」に招待されていました。
「小川えり」通称「エンリケ」と呼ばれているキャバ嬢なのですが、ももクロと並んでパフォーマンスの一環として呼ばれたというよりかは、反社繋がりの一環として呼ばれたのでしょう。
現に、2日で1億稼ぐとか言われているキャバ嬢です。いったい誰からそんな大金を貢がれているんだ、という話ですよね。
「稀代の詐欺師」山口隆祥。
また、マルチ商法で破産したジャパンライフの社長である「山口隆祥」も、わざわざこの国の代表である安倍晋三が招待したとのこと。
マルチはネズミ講にも似ていますが、その大きな違いは商品を買わせるかどうかの違いです。マルチでは、商品と一緒にその販売権も買い、人脈を使って身近な人間にどんどん商品を売り捌き、そのまた買った人間はその人脈で売っていくという「連鎖取引」になります。
もちろん、1番儲かるのはピラミッドの町点に君臨する人物です。つまり社長ですね。
そのマルチ商法で家宅捜査され仕舞いには倒産したジャパンライフの社長自らが、「安倍晋三枠」で招待されていることを認めているのです。
しかし、一方で安倍晋三は、12月2日の参院本会議にて追求されても「個人的関係は一切ない」と頑に否定し、悪あがきしている模様。
2915年に桜を見る会に招待されていた社長はちょうどその頃、着々と逃げる算段を立てていました。捕まる前に最後にがっぽり稼いで、それから逃げようというわけです。
これを知ってか知らずしてか、安倍晋三はわざわざ「招待状」を出したのです。総理ですから「知らない」なんて許されませんね。まあ「知らない、分からない」が彼の常套句なのですが(笑)
つまり、安倍晋三は、親子代々世話になっているジャパンライフ社長である山口隆祥の逃亡を手助けしたとしか言いようがありません。
山口にとってはいいことづくめです。その招待状を利用すれば、名誉回復の助けにもなるばかりか、さらなる詐欺拡大で利益が見込めます。実際、山口はその当時の招待状を自慢していたようです。
また、先日の討論で安倍晋三は以下のように追及されました。
大門「ジャパンライフはですね、もう消費者庁もこのままで済まそうと思ってない様子なんで、何を考えていたか。マルチはみんなそうなんですけど最後は逃げるんですね。お金だけ集めて、あら稼ぎをして、最後の荒稼ぎをして逃げるわけですね。
これはこの山口会長なんて常習犯で、国会にもよばれた事ある人で、こんな事分からないわけないんですけど、とにかく2015年の1月から3月と言うのは一番ひどい被害事例が出た、つまりかなり強引な勧誘をやったという時期なんですね。
その時にですね、つまりジャパンライフは最後の荒稼ぎで、資金を移して破綻させてもう逃げる準備を始めた、最後の荒稼ぎに入った時に出されたのが、この桜を見る会の招待状と言う事になるわけであります。これは追い詰められたジャパンライフにとって、何と言うんですか、錦の御旗と言うのかですね、あのー本当に救世主の役割を果たして、これで信用させてパーティいっぱい開いて、もう急速にその時期にですね、お金を集めたと言うことになるわけでありまして。
単に協力したと言うよりも、非常に積極的に非常に悪い時に悪い役割を、この桜を見る会の招待状、安倍さんの名前で出した『安倍枠』で『総理枠』で出したものがですね、そういう枠割りを果たしているということなんですね。」
https://ameblo.jp/tigermaskfighter-4th/entry-12551042033.html
ジャパンライフは、お年寄りを中心に約7000人の被害者を出し、その被害額は2000億円にも上ります。
平均被害額は約1800万円とも言われており、それもそのはずで、ほんの一例にすぎませんがジャパンライフは「スマート磁気バンド」などという名前の電磁機器をひとつ200〜400万以上もする値段で、高齢者に売り付けるなどしていました。
そんな人物と反社と一緒に招待していた安倍晋三…。問題にならない訳がありません。これが本当に、国のトップがしていいことなのでしょうか。
それだけではありません。
4月に桜を見る会が開催されましたが、その約半年ほど前に、消費者庁が政治圧力をかけて立ち入り検査を取りやめていました。
一時期はジャパンライフへの立ち入り検査が検討されていたものの、2014年7月以降に圧力がかかりはじめたのです。これについて、「ジャパンライフへの、内閣府の天下り」が懸念され、事実、消費者庁においてジャパンライフの担当だった元課長補佐が退職後に天下りしていました。
ジャパンライフ社長と、中曽根康弘
画像参照元:https://rapt-neo.com/?p=28575
11月29日、中曽根康弘元首相は101歳で亡くなりました。
中曽根康弘ですが、彼は日本の命運をおそろしいほど悪い方向へと傾けた人物です。
中曽根康弘の功罪
— 時計仕掛けのオレンジ (@9n7eWQtutsamatw) November 29, 2019
原子力利権を日本に持ち込む。
JAL123便を撃墜し、520名の死者を生贄にする。
従軍慰安婦を調達し、慰安所を設置して自慢する。
特定秘密保護法を考案する。
国鉄を民営化し、国鉄の土地を投げ売りなどして利権を貪る。
‥etchttps://t.co/EtYmzljZDwhttps://t.co/LTGR2FqiFF https://t.co/AXWXwWruLd
その中曽根康弘が所有する団体が、ジャパンライフ社長が設立した「健康産業政治連盟」から約1000万の献金を受け取っていたのだそうです。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265540/2
さらには、安倍晋三の父である新太郎もこの社長と国連に同行していました。
まあズブズブです。家族ぐるみで仲良しです。
ちなみに安倍晋三の本当の父親は晋太郎ではありません。
くわしくはこちらなど。
https://togetter.com/li/1436652
http://kawata2018.com/2019-06-04/
「桜を見る会」の招待名簿の行方。
そして大事なのは、彼ら裏社会の人間が、安倍晋三「枠」で呼ばれたかどうかです。
安倍晋三枠だけではなく、安倍昭恵枠、安倍ファミリー枠もあったのだそう。
当たり前ですが、安倍晋三は否定するどころか「名簿はない」などと抜かしており、シュレッダー問題にはじまり、黒塗り名簿に虚言の数々、からの見苦しい言い訳、今に始まったことではないですが聞いてる方は呆れて物も言えません。
シュレッダー安倍『招待名簿は破棄した』
なんと、招待者名簿は「大型シュレッダー」によって廃棄されていたことが判明しました。
その理由は「プライバシーを守るため」なのだそうですが、実際は違ったのです。
首相「大型シュレッダーの予約を4月22日に行い、空き状況や、担当である障害者雇用の短時間勤務職員の勤務時間等との調整を行って使用予定日が5月9日になった」
つまり、4月22日はシュレッダーが混んでてできなかったので、GW明けまで待ってようやっとシュレッダーをしたということです。
しかしこれは盛大な大嘘でした。実際は、ガラ空きもガラ空きだったのです。
つまり、5月9日に「資料請求」されて、急遽、あわてて廃棄したのでした。
「桜を見る会」の13〜19年分の名簿が黒塗り。
また、つい先日、13〜19年分の名簿が黒塗りで提出されました。
内閣府は2日の参院予算委員会理事懇談会に、首相主催「桜を見る会」の2013~19年の中央省庁が推薦した分の名簿を提出した。ただ、多くは黒塗りにされている。
一方、内閣府は廃棄した安倍晋三首相ら推薦の政治枠の名簿データについては、今年1月の保存方式の変更により復元できないと説明した。新方式はサーバーのデータを破棄すると、8週間以内に全端末で自動的に削除されるという。
この新方式は「シンクライアント方式」なのだそうですが、これは実は復元可能で、サーバーには招待名簿のデータが全て残っているのだそうです。
どうやら「シンクライアント方式」は端末にデータを保存せずして、処理をすべてサーバーに行わせるものであり、サーバーに記録は残っているのだそうです。
それに対して、『サーバーのデータも、バックアップも消して、復元は不可能』とのことですが、ネット上ではこれらの復元は可能だと指摘されています。
まったく意味不明です…。
さすが安倍晋三、当たり前のようにシンクライアントの意味も仕組みも理解しておらず、ただ文章を読み上げただけのようです。
今後の行く末
次の総理大臣は?
安倍晋三の終わりは着々と見え始めているわけですが、安倍が退陣したなら次の総理大臣を決めなければなりません。
そんな中、総理大臣になるべくしてか否か、じっくりと準備を進めている人物がいます。
それが「麻生太郎」です。
掲載元:麻生太郎と悪魔崇拝。麻生太郎がこの世界の中心になろうとしている現実。
やはり今回の桜を見る会は、麻生太郎が安倍晋三に仕掛けた罠だった可能性大。
— 時計仕掛けのオレンジ (@9n7eWQtutsamatw) November 26, 2019
麻生太郎は、桜を見る会で「地元からの参加ゼロ」だったとのこと。https://t.co/PyPruPry8S
地元事務所も「推薦したことない」
総理が地元の支援者を大勢呼んでいたのに、副総理が全く呼ばないのは、逆に不自然すぎる!! https://t.co/djFFNmvWvI
(※この方のツイートは度々記事の中で紹介させて頂きましたが、視点が鋭く参考になるので掲載いたしました。)
たしかに不自然です。自分だけちゃっかり追求を免れることに成功していますね。
さらについ先日の2日に、麻生太郎が総理大臣だった頃の秘書である「浅川雅嗣前財務官」がアジア開発銀行の次期総裁に選出されたのこと。これは麻生太郎じきじきの指名でした。
浅川氏は麻生氏が首相だった際に秘書官を務め、財務省で国際局長、次官級ポストである財務官を歴任した。アジア出身で初となる経済協力開発機構(OECD)租税委員会の議長を務めた経験もあり、デジタル分野への課税議論もけん引してきた。アジア各国の金融当局者にも顔が広い。
出典:https://r.nikkei.com/article/DGXMZO49932670Y9A910C1EE8000?s=5
なにやら、大きく動き出そうとしている前兆なのかもしれません。
まとめ
今回は「桜を見る会」についてまとめました。
安倍晋三や菅官房長官の虚言癖をはじめ、安倍人脈がどういうものか分かっていただけたと思います。
日本のトップがこれじゃあ、ね…。
次はいよいよ麻生太郎が台頭してくるのでしょうか。いずれにしろ黒幕であるのは確かです。